男山の清酒「男山」がベルギー・ブリュッセルに本部を置く世界酒類コンクールで最高金賞を受賞した。一九七七年の初受賞以来、三十七年連続の受賞となる。

 受賞した純米大吟醸は、酒造好適米の山田錦を三八%まで磨き、昔ながらの製法で醸した手づくりの酒。アルコール度十六度、日本酒度プラス五で、フルーティーな香りとすっきりした喉越しは、日本酒の芸術品といえる逸品だ。

 同社は、この受賞酒を八月上旬から地元はじめ全国で発売する。七百二十㍉㍑入り五千六十九円、一・八㍑入り一万二千百七十五円。問い合わせは、男山(TEL48―3777)へ。