第一回北海道金魚すくい選手権大会が十五日、北海道護国神社で開かれた。
金魚すくいは、金魚の生産が全国一の奈良県大和郡山市が盛んで毎年全国大会が開催される。旭川市議の佐藤貞夫さんが大和郡山市を行政視察した際、上田清市長と親交を深めたのがきっかけで北海道大会の開催が決まった。
大会は小・中学生の部、一般の部、三人一組の団体戦の三部に別れ三分間で何匹すくえるかを競う。参加選手は約四百人。応援の家族や友人らも大勢駆けつけ、神社の境内はまるでお祭りのような賑わい。境内横には露店も並んだ。
一般の部優勝は森田祐也さん(37)で記録は十六匹。小中学生の部は川田聖侃さん(11)で十四匹。三人による団体戦は道金Aで記録は三十八匹。一般の部優勝の森田さんは「北海道で一番になれるとは思わなかった。凄くうれしい。これを機に、金魚すくいがもっと北海道で広まってくれると良いですね」と笑顔で話した。