遺伝子組み換え(GM)食品を食べ続けるとどうなるの?――。ドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」の上映会が九月八日、シアターカンダ(旧国劇・三ノ八神田館三階)でおこなわれます。3・11直後に結成された市民グループ、チーム「今だから」の主催。

 二〇〇九年、フランスで極秘に進められた実験に密着したドキュメンタリーです。遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けられたラットはどうなるか…。その研究結果は、フランスやEUばかりか世界に大きな波紋を投げかけています。

 日本は世界最大のトウモロコシ輸入国で、その九割が米国産。そして米国のトウモロコシの八八%はGM品種です。ジュース、ビスケット、冷凍食品、肉…、私たちは知らないうちにGM食品を食べさせられているのです。

 監督は、「未来の食卓」「セヴァンの地球のなおし方」を撮ったフランスのジャン・ポール・ジョー。百十八分の作品。

 上映は、午前十時、午後一時、同四時、同七時の四回。前売りチケットは、大人千円(当日千二百円)。大学生・障がい者五百円。高校生以下は無料。

 チケットは、こども冨貴堂(七ノ八、℡25―3169)、きっちんらいる(鷹栖町十六線八号、TEL87―4346)、生活の丘(大雪通六、℡74―4253)のほか、あさひかわ新聞(八ノ六、℡27―1577)でも扱っている。