下川町のサンル川で九月八日(日)午後零時半から、サクラマスの産卵を見る自然観察会が開かれます。ダム建設に反対している市民団体でつくる実行委員会の主催。

 この川で生まれたサクラマスの稚魚が海に下り、三年から四年の長旅を終えて、河口から二百㌔も川をのぼって産卵のために帰って来る季節です。その姿を間近で見られる、国内でも希少な清流が、無駄なダムによって失われようとしています。

 多くの人に、サンル川のかけがえのない価値を知ってもらい、ダム建設を止めるための観察会です。

 旭川からは貸し切りバスが出ます。午前十時に旭川市役所(正面裏の第三庁舎前)を出発、十時五分にJR旭川駅前(旧エスタ横)から、下川町に出発。午前零時半、同町にぎわい広場(共栄町)の集合し、サンル川に向かいます。産卵するサクラマスの群れやカワシンジュガイを観察し、午後四時、にぎわい広場で解散。バスが旭川に帰着するのは午後六時半の予定です。

 バスの定員は五十人。参加費(五百円)のほかにバス代五百円が必要です。

 申し込みは九月三日までに、サンル川を守る会の橋本さん(090―9430―3632)、メール(sanru_hokkaido@yahoo.co.jp)へ。