市立旭川中学校(東旭川南一ノ六)の吹奏楽部が北海道吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、第十三回東日本学校吹奏楽大会(十月十二日・富山県富山市)への出場を決めた。

 大会は関東以北の吹奏楽連盟の主催。小、中、高校生が対象で、小中学生にとっては最上位とされる。北海道、東北、北陸、東関東、西関東、東京都の地区大会を上位で勝ち上がった楽団が競い合う。

 旭川中吹奏楽部は二十九人(男子五人、女子二十四人)のチーム。六日、札幌コンサートホールKitaraで開かれた北海道コンクールの中学生部門B編成(三十五人未満)には、道内から二十一校が出場。吹奏楽曲「写楽」を息の合った演奏で披露し、網走市立第三中学とともに見事金賞を受賞した。

 毎日午前七時半から朝練習、放課後は午後七時まで練習を重ね、夏休みは午前七時半から午後四時まで練習漬けの日々を過ごした。本番には「写楽」にさらに磨きをかけて臨む。

 部長の高柳果林さん(三年)は「大会まで、自分たちの思う演奏が出来るよう練習を重ね、本番では全てを出し切りたいです」と意気込みを話した。