旭川理容美容専門学校(四ノ十二)の学生たちによる「理容&美容フェスティバル」が十三日、旭川市民文化会館で開かれた。会場は入学を希望する中高生や父母、卒業生ら大勢の来場者で満席の盛況だった。
入学からまだ半年の一年生はワインディング競技に挑戦した。観客の前で技術を披露するのは初めて。最初は全員が緊張の様子だったが、いざ競技が始まると手元の作業に意識が集中し、厳しい練習の成果を披露した。
二年生によるヘアメイクショーは構成、衣装、メイクなど全てを学生たちがプロデュースした。自前で衣装を作り、創作ヘアメイクを施してステージをウオーキングする。音響や照明はプロのスタッフが担当し、さながら本物のファッションショーの雰囲気だった。
会場は子どもの姿を見守る家族や理容師・美容師を夢見る中高生の拍手と声援で沸いた。