宗教建築の変遷をわかりやすく学ぶ建築史講座が十一月の毎週木曜日午前十時半から正午まで、サテライトキャンパスUプラザ(一条買物公園フィール七階)で開かれます。

 旭川の歴史的建物の保存を考える会(会長・川島洋一東海大学名誉教授)の主催。川島会長が講師となり、オリジナルの映像資料を用いて、宗教建築の形態・デザインと建築技術の変遷を学びます。

 各回の内容は次のとおりです。

 ▽十一月七日(木)「宮殿から発展した神社建築の変遷」 住居・宮殿・伊勢神宮・出雲大社・神仏習合・現代の神社建築

 ▽十四日(木)「仏教伝来による寺院建築の発展と変遷」 大陸からの寺院建築・日本化による寺院建築・茶室数奇屋建築

 ▽二十一日(木)「キリスト教の誕生からの教会建築の変遷」 カタコンベ・初期形態・ロマネスク・ゴシック・正教・現代の建築

 ▽二十八日(木)「その他の宗教建築の変遷」 イスラム教・コーラン・モスク・日本の天理教建築ほか

 各回とも聴講無料。申し込みも不要です。直接来場し、興味のあるテーマに自由に参加してください。問い合わせは建築史意匠研究室(℡・FAX34―3494)、または考える会本部(℡・FAX34―6900)へ。