「常磐公園改修事業計画から学ぶ 都市の緑とまちづくりを巡る意見交換会」が二十二日午後六時から、神楽公民館(神楽三ノ六)で開かれます。十八の市民団体で構成する「あさひかわ自然共生ネットワーク」(出羽寛代表)の主催。

 これからの常磐公園のあり方や市内全体の公園の維持管理、まちづくりと緑などについて、市民と行政が協働でその方向性を見出す目的で開きます。市公園みどり課の職員も参加します。

 出羽代表が、同公園改修事業計画が策定され、意見交換会が開催されるまでの経過について説明した後、共生ネット会員が①市民生活から見た常磐公園、②まちづくりから見た常磐公園、③自然環境から見た常磐公園、④治水から見た河川空間、の四つの視点から論点を整理し、共生ネットと市が意見を交換します。

 その後、本紙に「北の自然保護」を連載している、大雪と石狩の自然を守る会の寺島一男代表がスライドを使って「都市(公園)と緑」と題して話します。

 参加した市民も含め、全体で①「都市の緑」、②「まちづくりと公園のあり方」について意見を交換します。参加は無料です。参加希望者は直接会場へ。

 出羽代表は「意見交換会を通じて、これからの常磐公園や『都市の緑』、『まちづくりと都市公園のあり方』などについて、市民と市が協働して、いま私たちが抱えている課題や問題点をできるだけ明らかにして、整理しておくことが必要です。後日、参加者で共有された課題についてまとめ、市と市民に提言したい」と話しています。