札幌・琴似地区を舞台に中高生らが制作した長編映画「茜色クラリネット」(二〇一三年・八十一分)の上映会が十九日(木)、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で行なわれます。

 中学生の茜と夏輝は、不思議な本をきっかけに夢の世界へ迷い込む。そこで小学生時代の旧友・藍の「助けて」という声を聞く。藍は三年前の交通事故で意識不明のまま眠り続けている。ある日、同じ中学の新聞部の男子・大西と出会い、コトニの街に子どもの姿のまま夢や希望を持てず大人になる「大人病」が蔓延していることを知らされる。三人は大人病の原因を探り、眠り続ける旧友・藍を救うために立ち上がる――。

 この作品は、地域コミュニティと中高生による映画制作をめざす「コトニ夢映画制作プロジェクト実行委員会」が企画。撮影から宣伝までの全てを中高生自身が手がけ、映画制作のプロや市民団体の協力を得て約一年をかけて制作しました。

 監督の札幌北高一年生・坂本優乃さんは、中学一年生の頃から三年間、NPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌が主催する中学生向けの映画制作ワークショップに参加。今回のプロジェクトはそのワークショップが発展したもので、上映会後には同NPO理事長でシアター・キノ代表、同作品のプロデューサーでもある中島洋さんのトークショーも行われます。

 午後五時、午後七時の二回上映。入場無料。参加申し込みが必要です。申し込み・問い合わせは、まちなかぶんか小屋(℡080―1890―2183)まで。