上川ヘンプ研究会(松家源一会長)が二月五日(水)午後一時半から、東川町の「道の駅ひがしかわ」(東町一)二階会議室で「産業用大麻で町おこし」をテーマにした公開講演会を開催します。

 同研究会は、これまで産業用大麻(ヘンプ)の有用性と、普及への理解と支援を訴える活動に取り組んできました。 

 講演会は鳥取県智頭町で六十年ぶりに麻の栽培を復活させた、大麻栽培農家の上野俊彦さん=写真=が移住から就農、麻栽培、麻による町おこしなどについて語ります。上野さんは現在、中国・四国地方で唯一の大麻栽培の免許取得者で、昨年二十三㌃の畑で大麻「とりぎしろ」を栽培、麻の実を生産。今後は注連縄(しめなわ)など神具用の繊維生産にも取り組む予定だそうです。

 上野さんの講演の前に、あさひかわ新聞に「農活日記」を連載している、北海道ヘンプネット世話人代表の菊地治己さんが「北海道における産業用大麻を巡る情勢について」と題して話します。

 講演会後の午後五時から、「道の駅」一階のコミュニティー・ホールで交流会を開きます。

 参加費は講演会が千円、交流会が三千円。

 参加希望者は氏名・所属・住所・電話番号・講演会と交流会の参加有無を明記し、ファクスかメールで申し込んでください。

 申し込みは、 同研究会事務局(FAX46―5645、メール kuchisaki@live.jp)へ。 問い合わせは、菊地さん(℡090―4874―0354か、右のファクス、メール)まで。