ステンドグラス風の作品が簡単に作れる絵の具でアート体験を――。石田あけみさん(48)経営の雑貨店、緑神堂(神楽岡三ノ七・石田測量事務所二階)でユニークな絵の具「ディンプルアート・カラー」の体験講座が行われている。

 この絵の具は、ガラスやプラスチック板などの上で乾くと、表面がさざ波状になる。透明なのでガラスに描くとまるでステンドグラスの様に仕上がる。自動車のフロントグラスの飛散防止用フィルムをリサイクルして作られている絵具だ。

 入門用のスターターキットは、赤・黄・緑・青・黒・透明の六色に付属品が付いて二千二百五十円。この六色を混ぜることでほとんどの色ができる。

 オリジナルのグラスやガラステーブルの天板が作れるほか、住宅の新築時などに家族全員でガラスに描いて記念にしても良い。はがすことも比較的容易だ。

 石田さんは旭川市内のインストラクターの第一号。この絵の具の面白さをより多くの人に知って欲しいと、毎週土曜日の午後一時から、店内で体験講座を開いている。用意された図案をもとに着色を体験する。料金は材料費込みで一回千八百円。前日までに石田さん(℡65―1100、または℡090―2814―7378)に申し込むこと。