北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部(支部長・渡辺直行カンディハウス会長)主催の合同入社式が三月二十六日、トーヨーホテルで開かれた。
同支部の会員企業二十七社から七十二人の新入社員が出席。専門学校卒が多く二十歳を中心に男性五十人、女性二十二人のフレッシュマンが緊張した面持ちで、これから始まる社会人生活に胸を膨らませていた。
式の冒頭では宮本秀貴・同支部共育委員長が、給与を貰うことの大変さや責任の自覚、時間の大切さなどを話した。その後、順番に壇上に上がり全員一言ずつ抱負を発表した。
式の最後に新入社員を代表してファミリーケアサポート(留萌市)の土門比呂志さん(18)が「失敗を恐れずに若者らしく挑戦していきたい。そして一日も早く会社や先輩たちから採用して良かったと思われる社員に成長したい」と決意を表明した。土門さんはこの日のために一分以上ある原稿をすべて暗記して臨んだ。