第六回全国理容美容学生技術大会の北海道地区大会が二十一日、旭川大雪アリーナで開かれた。

 札幌五校と旭川、北見、函館、釧路から各一校の全九校が参加し、各校から選抜された百六十七人の学生たちがカットやワインディング、ネイルなどの種目で技術を競った。

 旭川理容美容専門学校は十四人が入賞し、その中の十二人が十月二十八日に札幌で開催される全国大会への出場を決めた。参加九校の中で最多の出場者だ。

 全国大会に出場するのは、理容部門・石川翼(19)、小西恵(16)、舟木悠磨(19)、佐藤恵美(33)、石谷和幸(28)。美容部門・古山輝人(20)、久保田綾香(19)、岸谷誠也(20)、吉野美里(19)、髙橋有里愛(19)、大澤結愛(20)、我妻愛(19)の十二人。全国出場は逃したが武田大地(18)、柴田泰平(20)の二人が敢闘賞を受賞した(敬省略)。

 今年の全国大会は地元札幌開催とあって、入賞を目標に各校の代表選手たちはかなり気合が入っている。

 理容部門チャレンジアートに出場する舟木悠磨さんは「緊張しすぎに注意して、全国では楽しみたい」、美容部門ネイルアート出場の吉野美里さんは「これからの数カ月間さらに練習を積んで、全国では良い結果を残したい」などと全員が力強く意欲を語ってくれた。