戦争体験に耳を傾け、戦争と平和について考える集いが二十三日(土)午後二時から、勤医協一条クリニック(東光一ノ一)で行われます。あさひかわ東地区九条の会の主催。

 当日は、旭工高の放送部「KBS旭工放送局」が制作した番組「涙雨~悲劇の地で眠る兵士達」のDVDを視聴します。太平洋戦争のカダルカナル島の戦いで多くの戦死者を出した旧陸軍第七師団の元兵士や遺族を取材したドキュメンタリーです。北海道映像コンテスト最優秀賞、全映協グランプリ優秀賞、総務省「地域発デジタルコンテンツ」大臣奨励賞を受賞しています。

 また、戦争中は小学生だった斎藤智さん(旭川いのちの電話研修担当部長)が、当時の生活を語ります。斉藤さんが小学校一年から三年までに描いた絵日記を拠り所に、開戦前後を回想します。おだやかだった暮らしの一方で、時代は戦争の色を濃くして行った様子を知り、いまの時代の危うさを認識します。

 参加費は二百円。申し込み不要です。問い合わせは前田さん(℡35―8815)へ。