十四日に両神橋右岸で行われた「花火inKAGURA」のステージに、山崎由美子エルモラード・フラメンコ教室の生徒たちが出演した=写真。

 本場スペインで修業を積んだ山崎さんは八二年(昭和五十七年)、故郷の旭川に教室を開いた。花火inKAGURAのステージには九九年(平成十一年)から出演していて、今年で十六回目。花火の前の情熱の舞を楽しみにしているファンも多い。

 夕闇の中、かがり火が燃え盛るステージに踊り子たちが登場すると、会場は一気にスペインの雰囲気に。新人二人を含む十六人が「ソレア・ボル・ブレリア」「セビジャーナス」などの曲に乗って踊り、観客を魅了した。会場からは「いつか私もあの中で踊りたい」との声も聞こえた。