天文学者、渡部潤一さん(国立天文台副台長、旭川市科学館顧問)の講演会が二十三日(火)午後二時から、旭川市科学館(宮前一ノ三)で行われます。
渡部さんは〇六年(平成十八年)に国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員に就任し、世界中から選ばれた七人の一人として、冥王星の惑星からの除外を決定したことでも知られています。
当日は「すばる・ALMA・TMT―宇宙を見る目の今―」と題して話します。ハワイ・マウナケア山の「すばる望遠鏡」、南米チリの電波望遠鏡「ALMA」で行われている観測について解説するほか、マウナケア山で今年から建設が始まった口径三十㍍の反射望遠鏡「TMT」の概要についても解説する予定です。
小学生以上が対象で、申し込みが必要です。市科学館(TEL31―3186)へ。