旭川や札幌などのハンドメイド作家らが出店したイベント「ナインス」 旭川や札幌などのハンドメイド作家らが出店したイベント「ナインス」が二十一、二十二日の両日、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で行われ、二日間で七千六百人を超える来場者でにぎわった。

 札幌や小樽を中心にハンドメイド雑貨や音楽に関するイベントの企画・運営やデザインなどを手掛けるフォーンズ合同会社(札幌)の主催。旭川では初めての開催で、三十五の作家と飲食店のブースが並んだ。

 東神楽町から母親と来た香坂梓紗ちゃん(8)は、お目当ての「こけし雑貨」のブースを一番に訪問。羊毛フェルトで作られたこけしやこけしアクセサリーなどが並ぶ棚をじっくりと眺めた後、「羊こけしが気に入りました」と楽しそうに話していた。

 主催した久保田友和代表(38)は「初めての開催なので千人から二千人くらい集まれば」と考えていたという。大盛況に終わった今回の結果を受けて「開催規模や形式をさらに検討して、次回の開催も考えたい」と話した。