ロータリー商店会(大澤修会長、十一店加盟)主催の「イドバタ」が二十三日、常盤通の空き家を会場に開かれた。

 ロータリー周辺や常盤通の空き店舗を減らし、活気を取り戻すのがねらいで、初めての開催だ。
昭和の懐かしい雰囲気が漂う会場では、こけしなどの雑貨や着物素材で作ったエコバッグ、アクセサリーなどの販売と、靴磨き教室や着物の着付け教室などが行われた。会場にはチラシで開催を知った人のほか、通りがかりの人、バス待ちの人などが訪れ、会話や買物を楽しんだ。

 今後も月一回のペースで計画している。会の事務局長で美容室ULU(ウル)の樋口一枝さん(47)は「一度閉まった店を再び開けるのはとても大変。今回のような企画を重ね、空き家の活用や地域の交流の場を作っていきたい」と話していた。