三月で閉校した聖園中学校の同窓会が七月十一日(土)午後六時半から、トーヨーホテル(七ノ七)で行われます。同校同窓会(中村國昭会長)の主催。
同会では今年一月、閉校を前に同窓生の結びつきを強めようと「惜別の会」を開催しましたが、終了後に「なぜ自分には連絡が来なかったのか」「事前に知らせてほしかった」などの意見が寄せられました。これまで具体的な活動がなかった同会はいわば形式的な組織にとどまっていて、また個人情報の保護が重視される時代背景もあり、名簿も整備出来ていませんでした。こうしたことから再度集いを開いて、これを契機に少しずつ組織化を進めて行く考えです。
卒業期は関係なく、同校で学んだ人すべてが対象です。同窓会の副会長、薄井タカ子さんは「同窓生や同期生が集まるきっかけとして利用してもらい、集合したらそれぞれのグループで次の店に移動してわいわいと語らう、そんな風に楽しんでもらいたいと思っています」と話しています。
同窓会は昨年、聖園中の前庭に同校のシンボル「学び舎の鐘」のモニュメントを設置しました。まだいくらか予算の残額があり、同窓会の役員間ではボタンを押すと校歌が流れる仕組みにしようとの意見もありますが、薄井さんは「会の冒頭で簡単な総会を開いて参加者の意見を聞きたい」としています。
会費は二千円。チケットの購入など問い合わせは薄井税理士事務所(曙一ノ六、TEL24―5166)へ。あさひかわ新聞(八ノ六、TEL27―1577)でも買えます。