林家彦いちの落語独演会が九月九日(水)午後七時から、市民文化会館小ホールで行われます。旭川落語芸術協会(三浦直昭代表)の主催。

 彦いちは一九六九年(昭和四十四年)鹿児島県生まれ。八九年(平成元年)林家木久蔵(現・木久扇)に入門。〇二年(平成十四年)真打昇進。趣味は釣り、カヌー、カメラ、格闘技と多彩。国士舘大学空手部の出身で、体育会系のエネルギッシュな芸風を活かした新作落語をはじめ、古典まで幅広い持ちネタがあります。

 彦いちは毎年この時期に旭川で独演会を開いていて、今年が四年目です。「旭川のお客さんは温かく、そこに甘えてばかりはいられないので、こちらも芸道精進して、年に一度のこの日に臨みます」とコメントを寄せています。当日は若手注目株の落語家、鈴々舎馬るこが共演します。また彦いちの持ちネタ「熱血怪談部」を絵本にして出版したクレヨン画家、加藤休ミも登場します。

 前売りチケットは千五百円。玉光堂イオンモール旭川駅前店、高砂酒造、こども冨貴堂、独酌三四郎、淳工房、美容室ULUで取り扱っています。当日券は二千円です。

 チケットの予約、問い合わせは旭川落語芸術協会の松田さん(TEL080―5428―0157、harukam223@yahoo.co.jp)へ。