北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部の共同求人委員会のメンバーらが八日、流通団地のキョクイチ(角谷靖社長)を訪問、二月に竣工した新社屋を見学した。

 地元の会員企業をもっと知ろうという目的の研修会には、会員企業の経営者ら約三十人が参加した。同社は、一九四九年(昭和二十四年)創業。旭川中心に、道北地域だけでなく全道の物流基地としての役割を果たしている。

 参加者たちは、フロア全体が見渡せる事務室から、最新鋭の温度管理機能を備えた水産せり場、マグロの解体工場、マイナス四十度の冷凍庫の中までを水野明・管理部長の案内で見て回った。

 共同求人委員長の岩満昌史・クリエイトファニチャー社長は、「さすがは旭川のトップ企業ですね。社員たちが生き生きと仕事をしている印象で、どんな社員教育をしているのかと思いました。また、社内のあらゆる所が非常に整理整頓されていましたね。社風というのは大切だと、改めて感じさせられました」と話していた。