安全保障関連法の成立から一カ月の十九日、旭川の若者グループ「A.F.M.A(アフマ)」が中心となり、一条買物公園アッシュ前で街頭デモを行なった。
アフマの呼びかけで十代から九十代の約百人(主催者発表)が集まった。参加者たちはメガホンを手に「あの九月十九日、議論にもならない状況で、無理矢理成立したことを忘れません」「『人を助けたい』という思いで自衛隊になった私の親戚や家族や友人が人を殺し、殺されるなんて嫌だ」とスピーチを行ない、参加者全員で「憲法守れ」「今すぐ廃案」などとシュプレヒコールをあげた。
代表の山岸孝輝さん(27)は、「これからも訴えて行くしかない、という思いです。法案は成立してしまいましたが、インターネットのSNSを通じて全国に仲間がいるし、野党も共闘する流れとなったので、まだまだあきらめません」と話していた。
アフマは今後、毎月十九日に法案の廃止を訴える行動を続けていくという。