昭和初期の建物「おかだ紅雪庭」(五ノ十六)で、庭の美しい紅葉の風景を撮影した「もみじ狩り写真コンテスト」を開催中だ=写真。

 同店の庭の紅葉を撮影した作品を募集し、運営する旧岡田邸二百年財団(髙橋富士子代表理事)がグランプリ、準グランプリを決める。

 二年目の今回は、三十三点が出品され、グランプリには嵯峨翔太くんの「庭の紅葉」、準グランプリには小山内義紀さんの「もみじのある木戸」が選ばれた。

 グランプリの嵯峨くんは、なんと十歳。「父親の学さんと親子で参加されていたのは知っていましたが、名や年齢は伏せて審査するので、本当にビックリしました」と髙橋代表。

 三位、四位の「もみじ賞」は、十日(火)まで来客の投票を受け付け、十三日(日)午後五時半の表彰式で発表される。髙橋代表は「風情ある建物で、おいしい食事を楽しみ、ぜひ美しい紅葉の写真に投票していって下さい」と呼びかけている。

12日、講談を楽しむ会「赤穂浪士の討入り」

 同店で十二日(土)午後六時半から、日本の伝統芸能の一つ、講談を楽しむ会が開かれます。

 講談師は田辺一鶴に師事し、今年春に真打に昇進した田辺鶴遊さん。出し物は「忠臣蔵」で知られる「赤穂浪士(あこうろうし)の討ち入り」です。

 会費は、講談後に食事(鴨せいろ蕎麦)付で三千円。十日(木)までに申し込んで下さい。問い合わせ、申し込みは同店(TEL22―5570)まで。