全国の地酒をそろえる、まるしん商店(春光台三ノ四)が、金沢で三百七十年の歴史を持つ蔵元「福光屋」から取り寄せた樽酒を瓶詰めした「加賀鳶極寒純米酒」=写真=の販売を始めました。

 同店では十九年前から、この時期に樽酒を販売して人気を博しています。ほんのりと漂う杉の香りが命で、強すぎても弱すぎてもいけません。店主の清水芳敬さんが毎日確認し、香味を見極めて絶妙な頃合で瓶詰めします。二百本の限定販売です。

 清水さんは今年の出来について「例年に比べやや辛口で、引き締まった、キレのある味わいに仕上がっています」と話しています。

 樽酒加賀鳶極寒純米酒は七百二十㍉㍑入り、千七百二十八円。

 問い合せは、地酒のまるしん商店(TEL52―2157)へ。