石狩川を野生のサケのふるさとにしようと活動している市民団体、あさひかわサケの会(寺島一男会長)の総会と記念講演会が二月二十日(土)の午後、神楽公民館(神楽三ノ六)で行われます。総会(午後一時~)は会員でなくても、誰でも傍聴参加できます。

 記念講演会(二時半~四時十五分)の講師は、標津町にあるサケの水族館「標津サーモン科学館」の市村政樹館長。「サケの不思議」と題して話します。

 同館は、世界に生息しているサケの仲間十八種三十種類以上を飼育展示していて、サケ科魚類展示数は国内で一番多い施設です。

 講演では、サケの尽きない魅力をベースに、現在標津町が取り組んでいる人工孵化事業の経過のほか、野生魚の果たす役割についても話す予定です。

 入場無料。申し込みも不要です。問い合わせは寺島さん(TEL65―1940)か高原さん(TEL54―6517)へ。