社会福祉法人はばたきスリーエフ(荒川繁雄理事長)が公益財団法人日本財団(東京・笹川陽平会長)の助成を受けて導入した、4Wワゴン車のお披露目式が十五日、市内東旭川町下兵村の同施設でおこなわれた。

 同法人は一九九七年(平成九年)、地域で暮らす障がいを持つ人たちに就労の場を提供しようと開設された。東京のアパレルメーカーの縫製加工委託や、水耕栽培によるレタスの生産、商品の箱詰めなどをおこなっている。

 昨春、同財団の「福祉車両助成事業」に申請し、十一月に決定通知が届いた。車両代二百万円のうち、百二十万円が同財団の助成。ワゴン車は施設利用者の送迎に使われる。

 荒川理事長は「利用者の方や職員とともに喜んでいます。日本財団のマークはカラフルで目立っていいですね。安全運転に努めていきます」と話していた。