大雪山フォーラム「大雪山を世界遺産に」が三月六日(日)午後一時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)二階レセプション室で開かれます。主催する大雪と石狩の自然を守る会(寺島一男代表)が、多彩な研究者や実践者を講師に迎え、継続して開催している勉強会で、十七回目です。
今回の講師は二人。北海道教育大学の和田恵治教授は、一九五四年(昭和二十九年)渡島管内木古内町生まれ。北海道の活火山に関する地質学・岩石学の専門家です。「火山ってすごい~大雪・十勝火山群の成り立ちと魅力」と題して話します。
北海学園大学の佐藤謙教授は、一九四八年(昭和二十三年)岩手県奥州市生まれ。高山植生の生態学などの専門家で、植物を中心とした自然保護の活動を続けています。「大雪山の高山植物はなぜ、こんなにも多様なのか」と題して講演します。
午後四時半までの予定です。参加費は無料です。申し込みの必要もありません。問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)か、渡辺さん(TEL61―3355)へ。
和田恵治教授
佐藤謙教授