生涯学習の場「旭川青年大学」の開講式と四月講座が四月二十六日、市民文化会館大ホールで開かれた。千五百四十六席が受講者で満席となった。
市民有志が一九八三年(昭和五十八年)に開講し、今年度で三十四期目を迎えた。開講式では酒井正清運営委員長が「今期は十七歳から九十歳の方まで幅広く入会頂き、定員の千五百人を超える会員数となりました。今期の講師陣も、本日の中村獅童さんを始め、充実した方々となっています。共に学びましょう」と挨拶した。
四月講座には歌舞伎役者の中村獅童さんが登場。演題は「歌舞伎に生きる」。スライドで家系図や子ども時代の写真などを映しながら、自身の生い立ちや歌舞伎役者の家庭について、知られざるエピソードを交えて話した。