市民団体「旭山を活かす街づくり市民の会」(二川チエ子会長、会員数約百二十人)が十三日、「一円玉募金」などで集めた十万円を市の「あさひやま“もっと夢”基金」に寄付した。

 同会は〇七年(平成十九年)に発足し、寄付は今回で七回目。累計額は七十万円になった。

 地区の農協や公民館、商店にペットボトルなどで作った募金箱を設置し、集まった小銭に同会が「気持ち」を付け足して十万円にして市に寄付している。

 寄付金を受け取った西川将人市長は「毎年ありがとうございます」と感謝の言葉を述べ、二川会長に感謝状を贈った。

 二川会長は寄付贈呈後の懇談の中で「道外に旅行に行って、当会の名前を出すと、『あの動物園のお近くですか』とすぐに分かってくれます。旭山は、旭川にとって大事な存在であることを改めて感じました。これからも大事に思って活動を続けて行きたいです」と話していた。