原爆の絵展が五日(金)から、アッシュアトリウム(一ノ七)で行われます。

 広島平和記念資料館には、被爆者たちが「原爆の悲惨さを、どうしても後世に伝えたい」との思いで描いた絵が三千枚以上保管されています。主催する原爆の絵をみる会(吉田勝弘代表)は毎年、そのうちの六十枚ずつを借り受け、展示会を開いています。今年で十七回目の開催です。

 多くの絵には、被爆者が当時を回想した短い文章が添えられていて、原爆の残酷さをまざまざと感じさせます。平和と核廃絶への願いを新たにせずにいられない絵画展です。

 九日(火)まで。午前十時~午後六時。問い合わせは事務局の工藤さん(TEL52―7016)へ。