市内の高校生が怖い話を語る「辻物語」が九日(火)と十日(水)、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で開かれます。この日に開催される緑道文化まつりの企画です。

 約十人の高校生が語り手となり、人から聞いた怖い話、怪談の朗読、旭北高放送部制作のラジオドラマ、講談の四ジャンルの怖い話を聞かせます。

 タイトルの「辻」とは、十字路の意味のほか、「あの世とこの世を分ける」と言われています。市内高校の演劇部や放送部の生徒が中心となり、五月から話し合いを進め、大学生やOB・OGの協力で準備を進めています。

 中心となり活動している旭北高演劇部の木戸拓治くん(三年)は、「お客さん全員を、夜眠れなくするのが目標です。同世代はもちろん、大人の方でも本当に怖がるような話を企画しているので、学生の本気を見て頂きたいと思います」とPRしています。

 入場無料。両日ともに第一部が午後一時半、第二部が午後三時半。問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL23―2801)まで。