八月五日は「タクシーの日」。旭川地区ハイヤー協会(会長・柏葉健一中央ハイヤー社長)に加盟する十社、一団体が三日、旭川駅で清掃活動やポケットティッシュを配布してタクシーの日をアピールした。

 「タクシーの日」は、一九一二年(大正元年)八月五日に、日本で初めてタクシーが走った歴史にちなみ記念日に定められた。旭川で啓蒙活動が行われたのは昨年に続き二回目で、各社の社員ら二十九人が参加。JR旭川駅のタクシープール周辺でゴミ拾いをしながら、駅利用者に約千個のポケットティッシュを配布した。

 三十度を超える猛暑の中、ゴミ拾いを終えた柏葉会長は「タクシー離れが見受けられる昨今ですが、まちに無くてはならない交通手段だと思っています。少しでも我々タクシー業界の事を知って頂ければ嬉しいですね。昨年から駅構内の乗り場も、個人タクシーと法人タクシーが共同で利用出来るようになりました。お気軽にご利用頂ければと思います」と大粒の汗を流しながら話していた。