童話づくりを学ぶ講座が九月から、市民活動交流センター(宮前一ノ三)で開講します。児童文学創作の会(大泉順子会長)の主催。

 二〇一三年(同二十五年)から三浦綾子記念文学館を会場に、三回(三カ月)の受講で一作品を仕上げる童話づくり講座が行われてきました。今回開講する講座では、この期間を一年間に延ばして複数作品を創作し、そのうち一作品を冊子にします。

 講師は、札幌在住の児童文学作家、升井純子さんです。一九五七年(昭和三十二年)札幌市生まれ。二〇一〇年(平成二十二年)に「空打ちブルース」で講談社児童文学新人賞を受賞。近作に、小学四年生の女児を主人公にした物語「行ってきまぁす!」があります。三浦綾子記念文学館での指導の他、千歳や札幌、江別など道内各地で童話教室の講師を務めています。

 初回の講座は九月十日(土)、二回目は十一月十二日(土)、時間はどちらも午後一時から二時半まで。講座は二カ月に一度のペースで行われ、その間に升井さんから郵送で添削を受けます。希望者は札幌で行われる童話作品の発表会に参加することも出来ます。

 受講料は、講座一回につき二千円。申し込みは大泉さん(TEL・FAX48―7691)へ。募集人数の七人に達し次第締め切ります。