石井啓一郎

 ヴァイオリンの石井啓一郎とピアノの石井啓子夫妻による「風の楽土のコンサート」が十月十一日(火)午後七時から、神楽公民館(神楽三ノ六)の木楽輪(きらりん)で開かれます。


石井啓子

 石井啓一郎は一九四九年(昭和二十四年)山口県生まれ。日本フィルハーモニーを草創期から束ね、長年、自主運営責任者を務めました。一九八一年(昭和五十六年)に初めて旭川で演奏会を行い、その後は石井が日本フィルハーモニーとともに来旭してコンサートを開催。九七年(平成九年)、夫妻でコンサートを開き、以来、ほぼ毎年来旭しています。

 初来旭から三十五年を経過し、コンサートの世話係の面々も高齢化して、「そろそろおしまいに」という声もある中、ますます円熟味を増す演奏に魅せられた根強いファンのために、今年も公演挙行を決めました。

 入場料は三千円。ファクス(FAX31―6005)で申し込むと、折り返しチケットが郵送されてきます。問い合わせは、則末さん(TEL090―6870―4039)へ。