事故や脳卒中などで脳が損傷を受け、集中力や記憶力が落ちたり、怒りっぽくなったりして日常生活に支障をきたす「高次脳機能障害」についての講習会が十六日(日)午後一時半から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)大会議室で開かれます。

 「高次脳機能障害」は自覚症状が薄く、また外見からは分かりにくいことが多いため「隠れた障がい」と言われています。

 講習会は、東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座・渡邉修教授による「高次脳機能障害のある方への支援」と、高次脳機能障害の当事者で「18歳のビックバン」の著者・小林春彦さんによる「見えない障害と共に歩む当事者の自己決定」の二部構成です。

 会場で個別相談の申し込みができます。相談日は地区担当者が後日連絡します。

 旭川高次脳機能障害リハビリテーション講習会実行委員会と高次脳機能障害を考える「市民の会」の主催で、参加費は無料。

 問い合わせは、社会福祉法人エクゥエート富良野・多機能型事業所らいらっく(神楽五ノ四、TEL73―3639、メールrairakku@ce.wakwak.com)へ。