写真提供・織田コレクション協力会

 椅子のコレクションで知られる織田憲嗣さん(おだ・のりつぐ、東海大学名誉教授)の講演会が三十日(日)午後二時から、神楽公民館(神楽三ノ六)で行われます。ウレシパあさひかわ(旧まちづくり市民の会)の主催。

 織田さんは一九四六年(昭和二十一年)、高知県生まれ。大阪芸大卒業後、百貨店の宣伝部を経て、フリーのイラストレーターに。大阪芸大、神戸女学院女子短大、嵯峨美術短大、NHK文化センター、大阪ガスインテリアデザインスクールの非常勤講師を経て、東海大学芸術工学部特任教授を務めました。

 織田さんがこれまでに研究のため収集した資料は膨大です。千三百五十脚の椅子をはじめ、テーブル、キャビネット、照明器具、食器などは世界的に高い評価を得ています。

 織田さんが「北欧の暮らしと北海道の暮らしの共通点と違いについて」と題して話します。主催するウレシパあさひかわ代表の井合典郎さんは「まちの持つデザイン力が、まちづくりにとって大切です。当日は織田教授からどんな職業の人にも役立つ話が聴けると思います」と来場を呼び掛けています。

 入場無料、定員五十人。申し込みは二十七日(木)までにウェブ( http://asahikawa-photo.info/urespa/)で。問い合わせは井合さん(TEL090―7657―4338)へ。