米国人の詩人、アーサー・ビナードさんのトークライブ「アーサーの言の葉寺ライブ」が二十四日(月)午後七時から、鷹栖町の専証寺(南二ノ一)で開かれます。鷹栖の若者でつくる団体「麦ふみ」の主催。

 ビナードさんは、一九六七年米国ミシガン州生まれ。大学の卒論を書くときに漢字や日本語に興味を持ち、一九九〇年に来日。日本語学校の教材だった小熊秀雄の童話『焼かれた魚』を英訳したのがきっかけで、詩作、翻訳を始めました。現在は、詩人、エッセイスト、絵本作家、ラジオのパーソナリティなど多彩な活動を展開しています。徹底した反原発、強固な護憲論者としても知られます。

 また、二〇一二年(平成二十四年)から、現代詩の公募賞、小熊秀雄賞の選考委員を務めていて、旭川とも縁の深い詩人です。

 ライブでは、テーマをひとつに絞らず、詩人ならではの言葉に対する感覚で、「言葉の向こうにある社会」を語ります。

 参加費は前売り千円(当日千二百円)。学生は無料。チケットは、森のようちえんぴっぱら(鷹栖町十六線八号)、Cafe旭荘(旭町一ノ二)、こども冨貴堂(七条買物公園)、simple(鷹栖町十九線十三号)、植西辰義土地家屋調査士事務所(鷹栖町北一ノ二)で扱っています。

 予約と問い合わせは、山田さん(TEL090―6872―5795、mugifumitakasu@gmail.com)まで。