「紙芝居のすてきな世界」と題する実演と講演の集いが二十九日(土)午前十一時から、市中央図書館(常磐公園内)二階視聴覚室で開かれます。家庭文庫のみどり文庫(平泉美智子さん主宰)の主催です。

 北海道紙芝居研究会「かぜるん」のメンバー四人が、制作に携わった経験や実演するときのポイントなど、奥深い紙芝居の魅力を伝える集いです。

 第一部は、午前十一時から、「ちいさなお子さんと」と題して、「おおきく おおきく おおきくなあれ」(まついのりこ)などを実演します。

 第二部は、午後零時半から、「大人も楽しむ紙芝居」。「山月記」(原作・中島敦)、「学者アラムハラドの見た着物」(原作・宮沢賢治、生誕百二十年記念作品)を披露します。

 午後二時半からは、質問の時間も用意しています。

 平泉さんは、「紙芝居を見たい方、演じたい方、つくりたい方、ぜひお越しください。途中の入場、退場もOKですよ」と呼び掛けています。

 申し込みの必要はありません。直接会場に来てください。問い合わせは、夕方以降に、平泉さん(TEL65―8283)まで。