市庁舎建設基本計画骨子について審議してきた市庁舎整備検討審議会(委員長・八重樫良二道教育大旭川校教授)が二十日夜、「骨子に沿って基本計画策定を進めるように」と、西川将人市長に答申した。西川市長は「(答申を)しっかりと受け止め、基本計画案を作る」と応じた。

 同じ日の午後、西川市長は定例記者会見で、「一月中旬の基本計画策定まで、文化会館を建て替えるか、大規模改修かの結論は出ていないことから、(結論は)盛り込まない」と語った。

 骨子の中には、庁舎とともに文化会館の建て替えが明記されている。市は、十一月中に基本計画案を作り、その後市民から意見を募るパブリックコメントを実施、一月中旬に基本計画を策定する予定だ。文化会館を「どうするか」を基本計画に盛り込まないのであれば、「建て替え」を明記した骨子の審議は、振り出しに戻されるべきではないか。

(佐久間和久記者)

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