旭川藤女子高校(水野清哉校長)と、タイのラージースクールの文化交流が十八日、同校講堂で行われた。

 同スクールは百年の歴史を持ち、幼稚園から高校まで一貫教育をする女子校。首都バンコクで私立学校ランキング第三位の名門校だ。来校したのは、春休みを利用して國學院短期大学(滝川市)に日本語や文化を学びに来ていた同スクールの小中学生十五人。

 会の冒頭、生徒代表の竹内更織さん(三年)が「ようこそ藤女子高校へお越しくださいました。今日、皆さんとお会いできるのを楽しみにしていました。本日は、日本の文化を体験して頂くと共に、タイの文化も教えて頂きたいと思っています」と挨拶しスタートした。

 タイの子どもたちは講堂に用意された琴の前に座り、「さくらさくら」の曲を教わり、最後は全員で合奏して締めくくった。また、同スクールの生徒はお礼として、タイダンスを披露。会場から拍手を浴びた。