上川管内にある三つの「森のようちえん」の活動を紹介する合同写真展が、こども冨貴堂(七条買物公園)のギャラリー・キッズで開催中です。

 森のようちえんは、自然体験を通して幼児教育や子育て支援などを行う場として、全国で約二百の団体や個人が活動しています。上川地区には、森のようちえんぴっぱら(鷹栖町)、キトウシ森のようちえん(東川町)、森のようちえん森のたね(中富良野町)の三園があります。

 会場には、差し出されたヘビに興味津々で近づく子どもたちや、収穫したニンジンを持って満面の笑顔の子どもたちなど、四季を通した活動の様子を写した写真が壁一面に展示されています。

 写真を見ていた、旭川大学短期大学部の椎名澄子准教授は「自分もやってみたいですね。懐かしい感じがします」と笑顔で話していました。

 三十一日(水)まで。三十日(火)の午前十一時から開かれるおはなし会では、森のようちえんの様子を直接聞くことができます。午前十時から午後六時(最終日は午後四時まで)。入場無料。問い合わせは、同店(TEL25―3169)へ。