「平和展」が十五、十六日の両日、アッシュ・アトリューム(一条買物公園)で行われた。新日本婦人の会旭川支部(帰山育子支部長)平和部の主催。

 原爆の被害を伝える写真のほか、平和部のメンバーが写真や図を使って製作した「現在、沖縄の『高江の森』や『辺野古の海』で何が起こっているのか」や「戦争中の生活品や遺品など、沖縄戦争を記録する反戦平和資料館のある伊江島の『ヌチドウタカラ(命は宝)の家』」の解説、「国民は真実を知りたい」「共謀罪絶対反対」などのメッセージが書かれた絵手紙や七夕の短冊、共謀罪の狙いなどを掲示。多くの人たちが足を止めて、見入っていた。

 今年で六回目。昨年からこの会場で開催するようになって、来場者が増えたという。今年は約三百人の市民が訪れた。

 帰山支部長は「国連本部で核兵器禁止条約が採択されて間もなくの『平和展』に多くの市民が訪れてくださいました。これを平和のことを考える機会にしていただけたらと思います」と話していた。