旭川青年会議所(海老子川雄介理事長・JC)と旭川大学経済学部江口ゼミナールが連携した青少年育成事業「旭川ラーメン甲子園2017」が七日、五条買物公園で開催された。

 「ラーメン甲子園」は昨年九月、有志による実行委員会が旭川空港の開港五十周年記念事業として開催。今年は、中心市街地活性化の効果も考え、五条買物公園での開催となった。

 出場したのは旭実、旭商、旭農、幌加内、旭龍谷、旭大高の六校。市内のラーメン店と出場校がペアになり、それぞれオリジナルラーメンを開発。当日、ラーメンを作って販売し、食べた客の投票によってグランプリを決定するルールで行われた。

 開会式では旭大高の吹奏楽部による演奏で出場校が入場し、選手宣誓や国歌斉唱も行われた。ラーメンの販売が始まると、各テントの前に長蛇の列が出来る盛況ぶり。開店して約二時間半で完売したチームもあり、会場は熱気に包まれた。

 優勝したのは旭実高。閉会式で戸嶋聡キャプテン(二年)は「昨年に続いて二連覇出来たのは最高に嬉しいです。来年も出場して三連覇を目指します」と来年への意欲を語った。