自殺予防の電話相談事業(TEL23―4343)を行っている旭川いのちの電話(相澤裕二理事長)の市民公開講座「いわさきちひろの世界」が五月十九日(土)午後二時から、市民文化会館小ホールで行われます。

講師は、ちひろ美術館(東京・練馬)の前副館長、松本由理子さんです。一九五二年(昭和二十七年)千葉県生まれ。東京藝大音楽学部に在学中の七三年(同四十八年)、画家で絵本作家のいわさきちひろと出会いました。翌年ちひろが没すると、ちひろの長男猛とともに、ちひろ美術館の設立に取り組み、七七年(同五十二年)に開館。九七年(平成九年)には長野県に安曇野ちひろ美術館を開館しています。著書に『ちひろ美術館ものがたり』『ちひろの世界』『いわさきちひろの願ったこと』などがあります。

講演では、ちひろの生誕百年を記念して、松本さんがちひろの世界と平和といのちについて語ります。三時半頃に終了の予定です。

聴講無料。定員三百人(先着)です。問い合わせは旭川いのちの電話事務局(TEL25―2143)へ。