まちなかぶんか小屋(七条買物公園)では月に一回、隣近所の人たちが集まって一緒に昼食を食べながらお喋りを楽しむ「ぶんぶんサロン」(代表・遠藤元美さん)が開かれています。

会を重ねるごとに親しくなった参加者は、会話に出てきた昔話に絵を描き入れて、四十七枚のかるたにまとめました。

市民にも広く見てもらおうと作成した、かるたのポスターを二十八日(土)から五月六日(日)まで、まちなかぶんか小屋に展示します。

「山口帽子店の二条と三条の仲通りの角にいつも人力車が二台停まっていて…」や「デパートの行事で舞妓さんを京都から招待したときのこと。三浦屋旅館の二階に…」など、何条にあった何々、というような固有名詞をともなう文章も多く、「地域の歴史をまとめた本には載らない、個人的な細かい思い出が描かれています。見る人の記憶にも響くものがあるのでは」と、まちなかぶんか小屋の竹田郁さんは話しています。

初日の午後一時半から三時まで、オープニング茶話会が開催されます。参加は無料です。

問い合わせは、まちなかぶんか小屋(TEL・FAX23―2801、メール bunkagoya@sky.plala.or.jp)へ。月曜定休。