海苔を使った「おにぎらず」の料理教室が十七日、神楽公民館(神楽三ノ六)で開かれた。海苔を扱う会社などでつくる北海道海苔問屋協同組合旭川支部(田畑正晴支部長)の主催。

 同組合が海苔を使った料理教室を開くのは二十回目だが、「おにぎらず」をテーマにするのは初めて。田畑支部長が、「いままでは巻物のようなものを題材にすることが多かったですが、今日は専用のキットを使い、おにぎらずに挑戦してもらいます。海苔は大変栄養価の高い食物です。昔から、肌や血圧、疲労回復など健康に良いと言われています。今日の講座で海苔のパワーをお伝え出来ればと思います」と挨拶し教室がスタート。

 髙橋千鶴子さん(タカハシ料理教室主宰)を講師に、男女合わせて二十五人が参加。専用の「おにぎらずキット」を使い、思い思いにおにぎらず作りに挑戦した。

 参加した保格恵さん(48)は「今日は娘の千紘と一緒に参加しました。普段、普通のオニギリは作りますが、今日のようにキットがあると非常に楽でした。娘も私も上手にできました。海苔もとても美味しかったです」と、笑顔でおにぎらずを頬張っていた。