「あきらめない、沖縄のたたかいから学ぶ~オール沖縄ができるまで 今、沖縄から北海道で伝いたいこと~」をテーマにした講演会が九月十四日(土)午後一時半から、勤労者福祉会館(六ノ四)二階で行われます。道北母親大会実行委員会の主催です。

 母親大会は一九五四年、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験で第五福竜丸が被爆し、乗組員の久保山愛吉さんが亡くなった事件を背景に、子どもたちを核戦争から守ろうと始まりました。

 講師は、琉球新報社編集局次長兼報道部長の島洋子さんです。島さんは一九六七年、沖縄県生まれ。九一年、琉球新報社入社。東京報道部長、政治部長、経済部長を経て現職。米軍基地が沖縄経済の発展を阻害している側面を明らかにした新聞連載「ひずみの構造―基地と沖縄経済」(琉球新報新書)で、二〇一一年「平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞」受賞。著書に「女性記者が見る基地・沖縄―屈しない沖縄の『心』を見つめて」(高文研)、共著に「女子力で読み解く基地神話―在京メディアが伝えない沖縄問題の深層」(かもがわ出版)があります。終了は三時半の予定です。

 この講演の前、午前十時から十一時四十五分まで、ときわ市民ホール(五ノ四)で道北母親大会の四つの分科会が行われます。

 分科会は、①道徳の教科化について考えよう、②米などに使用されている農薬(ネオニコチノイド)について考えよう、③高すぎる国民健康保険料を引き下げよう、④こころ豊かにつながって、平和・いのちをうたいましょう、の四つです。

 参加費は分科会と講演会を通して、資料代として八百円(講演会だけでも、同額)。

 託児と昼食弁当の販売があります。託児は九月十日までに、弁当は六日までに、事務局に申し込むこと。

 申し込みと問い合わせは、実行委員会事務局(TEL26―2949)へ。