野の花のお花見「カタクリフォーラム」が五月四日(月・みどりの日)、突哨山で開かれます。

 例年は、全山を埋めて咲き誇るカタクリやエゾエンゴサクなどの花を愛でながら、麓の会場でフリーマーケットやワークショップ、演芸会を楽しむイベントですが、今年は「コロナ」の影響で、散策路をたどる「野歩き」だけになります。

 突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)とカタクリ楽団(堀川真楽長)の共催、NPО「もりねっと北海道」(山本牧代表)と、里山部(清水省吾代表)が協力します。

 集合場所は、カタクリ広場。旭川刑務所(市内東山)の正門前の坂を上って右側です。

 自然に精通したガイドと一緒に雑木林を歩く「野歩き」は、午前十時、午後零時半の二回、カタクリ広場から出発します。春の自然を観察しながら約二時間かけてのんびり歩きます。

 出羽代表は、「今年は雪解けが早かったので、花のピークは過ぎていますが、北向きの斜面などではまだまだカタクリの群落が観察できると思います。リフレッシュできますよ」と呼び掛けています。

 参加無料。例年の、飲食物などの販売はありません。

 小雨決行です。雨具など各自考えて携行してください。当日の問い合わせは、出羽さん(TEL090―6267―6521)へ。