旭川地方自動車整備青年研究会(守田敬幸会長)が五月二十七日、旭川私立幼稚園協会(小山英明会長)にマスク六百枚とアルコール消毒液(百㍉㍑入り)七百本を寄贈した。

 同会は旭川陸運支局管内の自動車に関わる業務に就く若手で組織する団体で、メンバーは二十六人。子育て世代がメンバーに多いこともあり、新型コロナウイルスの蔓延で不安を感じている幼稚園に少しでも協力したいという思いから同協会に提案。園内や通園用のバスの消毒に使う消毒用アルコールとマスクを贈ることにした。

 寄贈式には守田会長を始め同会のメンバー五人と、小山会長の代理としてつくし幼稚園の鐘ヶ江義道園長が出席した。

 守田会長は「人間だけではなく、園内や車内を消毒することで子どもたちが安心して通えるようになればと思います。一日でも早く子どもたちがのびのびと学べる幼稚園になれば嬉しいです」と挨拶。

 鐘ヶ江園長は「現在は分散通園になっていますが、六月からは通常通園になる予定です。ご寄贈頂いた品を活用させて頂き、安全健全な幼稚園運営が出来るよう努めます」と答えた。

 寄贈後は、出席したメンバーで通園バスの消毒作業を行い、職員や園児たちにエールを送った。