斎藤健昭/神居の岡・共栄『廃屋と牧場』油彩15号

 旭川近郊を活動拠点とする十三人の画家の風景画を集めた「ふるさと再発見 北の風景画展」が三十日(水)から、ギャラリーシーズ(市内旭町二ノ三、久木佐知子代表)で始まります。

 同ギャラリーの三十周年を記念する企画の一環。また、好評だった「大雪山の四季を描く」展をリニューアルした地元作家の作品展です。

 出展作家は、油彩の秋山拓也、板谷諭使、大久保正義、大西勤、川口幸和、菊池潤子、斎藤健昭、萩原常良、盛本学史、山本美和。水彩の高松秀人、早川裕子、藪清恵ほか。

 久木代表は「コロナ禍で、普通にある暮らしや自然が、どれだけ大切なことか思い知らされた一年でした。ありふれた日常の景色が、当たり前にあることの尊さを本展を通して感じていただければ」と呼び掛けています。

 七月十九日(月)まで。午前十一時から午後六時半。火曜休廊。問い合わせは、同画廊(TEL53―8886)へ。